2014-10-16 第187回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
G20中央銀行・財務相会議におきましては、G20のGDPを今後五年間で二%かさ上げをする政策が打ち出されている。結論を急ぎますと、そうした政策を打ち出さざるを得ない昨今の世界経済の低迷ということについて、私自身は、世界経済がさきの国際金融危機から脱出の過程にある中で、早過ぎる財政あるいは金融の出口政策によって世界全体の景気が減速をしているのではないかと心配をしているわけでございます。
G20中央銀行・財務相会議におきましては、G20のGDPを今後五年間で二%かさ上げをする政策が打ち出されている。結論を急ぎますと、そうした政策を打ち出さざるを得ない昨今の世界経済の低迷ということについて、私自身は、世界経済がさきの国際金融危機から脱出の過程にある中で、早過ぎる財政あるいは金融の出口政策によって世界全体の景気が減速をしているのではないかと心配をしているわけでございます。
さきのG20財務相会議でも、国際的にも認知された形となりました。懸念材料は、欧州やアメリカ議会の動きなど、海外に潜んでいるとも言えましょう。 さらに、円安は、ガソリンなどのエネルギーや小麦など食料品の輸入価格を引き上げております。アベノミクスの恩恵が感じられるまで、どうしてもタイムラグが生じざるを得ない。
先ごろ、G8の財務相会議で、尾身大臣出席されまして、いろいろなファンドに対する規制というものが問題になりました。このヘッジファンドの規制というのは、大臣は、ドイツに対して、むしろ反対の立場から、慎重論をおとりになりました。 ヘッジファンドは、日本が十年前からゼロ金利政策に入ってから、件数が三倍、金額は五倍にふえています。
五月二十四日付けの日経新聞によりますと、先日、五月十五日、韓国の済州島でASEANプラス3の財務相会議で東アジア単一通貨構想が討議されたと報じられていますが、その構想の中身と意義、またその実現の見通しについて簡潔に御説明いただけますか。
まず、塩川大臣にお尋ねしたいんでございますが、今日は担当の溝口局長にもお見えいただいておりますので適宜御答弁をしていただければと思いますが、何日か前だったと思いますが、報道で拝見をいたしまして、今月初めにASEMの財務相会議というのがございまして、そこでアジアの通貨単位というものを創設するということなどを含めて提案をされたということを新聞で拝見いたしまして、大変意を強くしたわけでございます。
四月八日にクアラルンプールで開かれた東南アジア諸国連合、いわゆるASEANの財務相会議の共同声明の中で円安に対する懸念の表明があったと聞いたわけでありますが、それについて財務大臣はどのようにお考えになっておられるのか、お聞きしたいと思います。